top of page
創業者からのバトン

設備業で豊かな未来を創る

株式会社シンテック
代表取締役社長 新里亮太

​企画・制作 沖縄タイムス社営業局

シンテック-社長近影セット画像.jpg

 当社は、沖縄県民の生活に必要な社会インフラ構築のため、電気、空調を中心とした設備業を営み、今年、創業30周年を迎えます。
 富士電機グループ、ダイキン工業、メタウォーターの特約店として新しい技術を常に導入し、販売、工事、メンテナンスのスペシャリストたちがお客様の多様なニーズに対応しております。機器販売から各種プラント工事へ事業の拡大に努めながら、高品質の次世代サービスを提供する、持続可能な循環型企業を目指しています。地域社会に安全と安心を提供し、豊かな未来を創造すべく、皆様とともに歩み続けております。

 

■シンテックは新しい技術

 

 創業者は、私の父・新里順一です。大手総合電機メーカー(東京)に勤務していた創業者は、1993年に独立し、当社の前身・明伸開発(那覇市小禄)を設立しました。事業譲渡により沖縄電機産業を承継し、1995年に富士電機と特約店契約を交わして、社名を新沖縄電機産業(泊へ移転)に変更しました。
 その後、空調設備にも事業を拡大し、2001年にシンテックへ社名変更しました。シンテックのシンは新里の新でもありますが「新(シン)しい技術(テック)を導入して豊かな未来を創造していこう」と、経営理念を重ねた思いを社名に込めました。
 社名変更と同時に那覇新都心に自社ビルを建築し、本社を移転しました。ビルには富士電機の沖縄支社も入居してもらいました。支社が、特約店のビルに入居するケースは全国的に異例だそうです。それだけ良好な関係を築いています。
 2002年に、空調の総合メーカーであるダイキン工業、2008年に、水・環境インフラに携わるメタウォーターとそれぞれ特約店契約を結びました。
 創業者は、販売部門、工事部門、メンテナンス部門の3本柱を確立し、機器販売から各種プラント工事へ事業を広げていきました。一方で、無借金経営を続け、キャッシュフローが果たす役割を社員に浸透させました。

富士電機社長と創業者の新里順一.jpg

富士電機役員(左)と船上で特約店契約を合意した創業者の新里順一(右)=1995年

シンテック-新社屋落成祝賀会.jpg

シンテック新社屋落成記念式典・祝賀会=2001年

■個性を大切に伸び伸びと

 

 創業者は、経営者としても父としても、社員や子どもたちが挑戦したいことにノーと言わず、責任を伴わせながらも伸び伸びとやらせてきました。その結果、社員たちは芯の強い個性派に育ち、同じく5人の子どもたちも、それぞれ全く異なるフィールドで活躍しています。
 私は、創業者の、多様性を認める姿勢、個性を大切にする姿勢を「創業者からのバトン」だと受け止めています。
 私は大学卒業後、アパレル業界を経てプロカメラマンを目指した後、当社に入社し、富士電機へ4年間出向しました。
 沖縄に帰り、営業係長のときにISO9001、ISO14001の認証取得を推進し、2016年に果たしました。その過程で、個性派の社員たちをまとめていく管理態勢を整えました。2020年には九州営業所を開設しました。

創業30周年記念展示会.jpg

メーカー皆様の協力のもと開催した創業30周年記念展示会

 昨年、専務取締役だった私は、2代目の社長に就任し、創業者は会長に就きました。

 私は、創業者がつくった「経営理念」「社訓」に加えて「社是」を掲げました。「愛し愛される私達と企業であるために/付加価値の高い私達と企業であるために/誇りがもてる私達と企業であるために」です。
 特に「誇りがもてる私達と企業であるために」は、究極のゴールです。個性を大切にしながら伸び伸びと仕事ができる環境をつくり、社員が「シンテックで働いていて良かった」と思える会社を目指します(談)。

シンテック会社概要.jpg
シンテックログ.jpg
​© 沖縄タイムス
bottom of page